宮崎伸さん

  


 小海駅前、アルルの中の「みや書店」のご主人、宮崎伸(のぼる)さんは、居飛車党である。・・・・筆者が振り飛車党の為か、宮崎さんが飛車を振って来たことは、今までに2回しかない。
 筆者は、相手が飛車を振ろうが振るまいが、飛車を振ってしまうので、当然の事ながら、その2局は「相振り飛車戦」になってしまった。
 ・・・・1局目は、辛うじて勝つ事が出来たけど、2局目は、コテンパンに叩き伸されてしまった。

 棋風は、守りより棒銀型の攻撃を得意とする。
 大技を掛けるのが上手で、その大技が決まると、兎に角、手に負えない位の勢いで攻めて来る・・・・
 そのせいだろうか・・・・筆者は、今までに、優勢だと思っていた将棋を、何回か、途中でヒックリ返され、口惜しい思いをさせられた。

 三段の免状を持つ猛者・・・・!
 高原のパン屋さんの品田社長に言わせると
 「ほう・・・・あの人は、昔っからエレエ強ええ人で、何んかっちゅうと色んな大会で、いい成績を収めて来た人らしいだよ・・・・」
 ・・・・との事。

 宮崎さんの特技は、将棋のほかに毛筆がある。
 その達筆は、町の中でもよく知られており、表彰状や賞状が必要な時は、往々にして、用紙が宮崎さんの所に持ち込まれる事が多い・・・・
 ・・・・しかも、スポーツ大会などでは、優勝者が決まってから、賞状書きが持ち込まれるので、結構、大変なお付き合いである。
 それでも、別段、文句を言うワケでもなく、静かに、筆を運んで下さるところが、如何にも、この人らしい!

 兎に角、素晴らしい将棋仲間である。